こんにちは!ivoryです。
本日は経理歴11年の私が経理初心者さんへ、私が実践した簿記3級の効率のいい勉強方法をお伝えしようと思います。
今このブログを読んでくれているということは、あなたは働きながら簿記を勉強しようと思っているのではないでしょうか。
でもいざ簿記の勉強をやってみようと思っても、合格できるかな。勉強時間とれるかな。
と不安もありますよね。
合格できるかな?
勉強時間時間がとれるかな
経理をこれから始める、または始めたばかりの方にはぜひ簿記3級の勉強と取得をおすすめします!
簿記の仕組みを理解すれば、業務のなぜ?が解消されて仕事の効率アップにつながるのではないでしょうか。
それでは見ていきましょう!
重要!5つの概念をマスターしよう!
簿記は丸暗記すればOK!ではありません。
ただし、問題文を読んで、仕分けがぱっと頭に浮かぶぐらいの鍛錬が必要です。
要は慣れなのです!(初めはわけわからん!ってなっても、大丈夫ですからね。)
仕分けの問題は使う勘定科目は問題文に提示されているので、問題文を読んで使う勘定科目
を選んで正しく使えればいいんです。
「仕訳(しわけ)」とは、日々の事業取引を簿記のルールにしたがって帳簿に記載する作業で、まさに経理業務の原点といえるものです。 貸借対照表や損益計算書といった決算書類をきちんと作成するためには、 一つ1つの取引ごとに正確な仕訳を切る(作成する)ことが重要となります。 リンク
たくさんの勘定科目の暗記は必要ありませんが、性質は理解しておく必要があります
- 資産 財産や権利など。現金、預金、債券、商品、株式、土地、建物
- 負債 マイナスの財産や義務。借入金、買掛金(商品をツケで購入してまだ代金を払ってない段階のツケを払わなくてはいけない義務)未払金
- 純資産 資産と負債の差額
- 費用 経費のイメージです。家賃、電気料金、電話代、給与
- 収益 収入 売上高、手数料収入、配当収入
この5つの概念のどれに該当するのかをセットで覚えましょう!
勘定科目の漢字の意味を考えれば頭に残りやすいです。例えば、、
未収金はまだ入ってないけどこれから入ってくるお金=資産
未払金は今支払いをしていない。将来返済の必要が生じる債務=負債
勘定科目の意味を理解+性質(5つの概念のどれに該当するか)を一緒に覚える!
こうしておくことで最後のまとめ、決算整理の場面で借方なのか貸方になるのか、迷うことがなくなります。
=テストで間違えない=合格点に近づく!
効率のいい勉強方法は?
働きながらもしくは家事・育児をこなしながら勉強をしようとすると、
学生の時と違ってまとまった時間がとれない社会人の皆様。
そのうえ記憶力まで衰えてきたら暗記に頼る勉強方法は現実的ではないですよね。
私も働きながらでしたので、時間の確保には苦労しました。
そしてモチベーションが維持しづらい、、、
疲れてるから、眠いから、、
ついつい後回しにしてしまいたい、、とーーってもよく分かります。
- 平日仕事の日は1日15分でもいいから、問題を解く。(徐々に伸ばしていけるとGOOD)
- 覚えなくてはいけない言葉は動きながら声に出す。
- 鉛筆を持ってひたすら書く。手を動かす。アウトプットですね!
この3つを私は意識しました。
休日は少しづつまとめて時間をとるようにできるといいですね。
でもいきなり1時間!とハードルを上げると出来なかった時にやる気ダウンにつながりやすいのでまずは30分から。などハードルは低くスタート!徐々に伸ばしていって最低、試験時間の設定までのばしていきましょう!
毎日少しでも簿記に触れることをおすすめします。
問題集・検定対策過去問について
本屋さんで買ったテキストでも通信講座のテキストでも、自分で良さそうだなと思ったものを用意しましょう。
私はテキストを用意したら、そこへ直接書き込みしました。
Contensごとにインデックスシールを付けて自分オリジナルの参考書に仕上げましょう。
そしていつもあれ?ここどうするんだっけ?と疑問に思った時に、辞書の様にそこから復習するようにしました。
問題集は同じ問題を3回は解いてください。たくさんの新しい問題を解く必要はありません。
そして、1回目と2回目同じように間違えた問題こそ弱点!!
弱点が分かれば、テキストに戻り確認!ここを丁寧に拾ってあげることで合格に近づけると思います。
それから3回目の問題集へ!次は間違えないように頑張りましょう。
問題集を最低3回解いた後に、実際の検定を想定した検定用過去問の問題を解きます。
実際の検定を想定していますから、きちんと時間を計り制限時間以内で取り組みましょう。
この過去問題は実践なので間違えた問題は復讐→新しい問題→復讐・・・と繰り返すと
実践に向けた力が付くと思います。
まとめ
勘定科目の性質(5つの概念のどれに該当する?)を意識すること
毎日、コツコツ短い時間からでOKにしてハードルを低く設定する。
問題集は最低3回解く(新しい問題集に手を出さない)
過去問題は必ず時間を計り、採点する(はじめから合格点じゃなくてOK)
忙しい毎日のなかで、勉強するのは大変なことだと思います。
しかし、取得すれば一生ものですので、ぜひ挑戦していただきたいなと思います。
以上経理初心者さんが効率よく簿記を勉強する方法でした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。